ゼーガペイン 第18話「偽りの傷、痛みは枯れて」

シンの好意によって、一応欠損データは埋められたものの、それはただ埋めただけ。舞浜でのリョーコは感情のない状態になってしまいました。「記憶があり思考も出来るけど、感情のない状態」というのが果たしてありうるのか、僕としては分かりかねるのですが、ずいぶんと冷たそうな印象です。あれじゃせっかく気にかけてくれるシズカも離れていきそうで心配ですね。


もっとも、たとえ離れてしまったとしても、5ヶ月たてばリセットされてしまうわけです。キョウがやる気がなくなるのも分かりますね。精神的にきつすぎますよ。リョーコは、「でもだめだよ」と言いますが、果たして彼女とて本当に自信を持ってそう言えているのか、微妙なところではないでしょうか。


なお、キョウがリョーコにキスをしなかったのは、感情も表情もない彼女にそうする気が起きなかったんでしょう。自分だけでなく彼女のためも思って。……ということは、やっぱり紳士なんでしょうね。ふむ。