屍鬼 第4話「第死話」

妻に続き、息子を失い、さらには本人までも亡くなってしまった安森家。村全体をいよいよ死の影が覆っていきます。そんな中、対策をとらんとする尾崎医院。村医者の割には結構人員がいるなあ、と思いましたが、考えてみれば数十人数百人ではなく、一応千人超の村ですからね。このくらいはありますか。規模はともかく看護師さんたちのレベルはなかなか高そうです。テキパキとした応答が頼もしい。


一方、清水恵の幻影にうなされ、眠れない日々を過ごす夏野でした。強迫観念気味ですね。夜に障子を開けるのが怖い。それは分かりますが、僕が思いますに、昼間のうちにわなを仕掛けておいたら良いんじゃないでしょうか。踏み込むと音が鳴るとか。いっそ落とし穴とか。


もっとも、夏野にはそんな余裕も無く、結局徹の元に転がり込むのでした。今作一番のカップルかもしれない(静信と沙子も捨てがたいですが)、と思ってしまうほどの二人の仲の良さにほのぼのでしたが、そんな二人にも魔の手が……。夢か現かと、見ているほうもうなされている気分になる演出はなかなかでしたね。原作読んでても次回が気になります。


さて、今回の一言。


「そもそもあの看護師さん、若く見えるけど結構年だろ」


そうだったのか……。さすが夏野、言いにくいこともズバズバ言ってくれます。