こばと。 第22話「…さよならの日」

冒頭、小鳩の見る夢。幼い頃の小鳩と、オルガンを弾く清和似の男性(というか、清和にしか見えませんが……)。小鳩の過去の記憶であることは間違いないのでしょう。いおりょぎの起こした戦争に巻き込まれてしまったという彼女。ただの人間ではないことは確かですが、やっぱり幽霊とか天使とかの類なんでしょうか……。


ブルドーザーも入って、第1話から長い間、物語の大きな舞台となってきたよもぎ保育園にさよなら。卒園式を待って、清花先生がさっぱりと心を切り替えられていたことが救いですかね。ただ、物語はやはり、寂しげな雰囲気を見せていきます。


「迷惑なんだよっ!」


清和が頑張り屋で、根は気の良い青年で、なおかつ傷心で余裕が無かったのは分かるんですが、それを差し引いてもこの言葉は無いよなあ、と思います。一見無愛想な印象が、今回特別出演の桃矢に似ているイメージだったんですが、桃矢だったら少なくともこんなことは言わないだろうな、と思ったりしました。


コンペイトウ集めも残り一ヶ月。いおりょぎの懇願にもかかわらず、延長は認められませんでした。いおりょぎの言うとおり、もう一つ季節があれば集まる程度ではあるのですが、果たしてビンは一杯になるのか、そして小鳩と清和の行方は。来週は一挙2話放送。忘れないように録画予約済です。



なお、今回の印象的なシーンとして、小鳩と「いおろぎ」の出会いのシーンを外すわけにはいかないでしょう。小鳩にしては珍しく露出が多い……というか、服を着ていなかったわけですが、当然、この時点では頭を隠してないのです。なんだか新鮮。いおろぎのシルエットもえらいかっこよさげでしたよ。