ハートキャッチプリキュア! 第5話「拒否されたラーメン!親子の絆なおします!」

最初4話のスタートダッシュも終わり、安定期に入りだしそうなところ。そこでいきなりラーメンと野球の人情話というのはどうなんだという感じでしたが、終わってみればやっぱり良い話で感動なのでした。まあ、ときおり、「自分が見ているのはプリキュアなのか、実はどれみの新作じゃあるまいか」と感じてしまったりもするのでありますが。


砂漠の使徒の一人「コブラージャ」が登場。今作は敵役にも味がありますね。しかし、彼よりもさらに味があったのは撮影を頑張っている手下のスナッキーさんかもしれないです。デザトリアン作成時に、どんぶりを差し出す姿もなんだか可愛いですな。でもって、プリキュアが現れるとさっさと退散。下手に戦ってやられ役にならないよう、彼らも苦心しているのです、多分。


デザトリアンの麺攻撃をよけるブロッサムの向上ぶりもさることながら、麺づたいに走っていって攻撃を決めるマリンのセンスはすごいなあ、と感心。んでもって、そんなマリンの名セリフ。


「あ〜、なんか決まらない。次までに何か考えとくよ!」


まあ、ブロッサムの「堪忍袋の緒が切れました!」が決まっているかどうかはともかく、最初に変身する時にも「名前を考えておいた」とか、ちゃんと順序だててやっているところが良いですね。決めゼリフの様式美のなかにも、できるだけ「不自然さ」を解消しようという試みなのでしょう。これも時代の流れという気がいたします。


ところで、今回のOPは劇場版特別バージョンでした。しかし、いくらなんでもプリキュア人数多すぎじゃないですか? あれだけいればどんな相手でもイチコロに出来そうでありますよ。