こばと。 第19話「…ホワイトクリスマス。」

最初は「ホワイトクリスマスとはいまさらベタ過ぎるネタだなあ」と疑問の目。しかし、そんな思いもラストにはすっかり消える感動的な回でありました。


ストーリーもさることながら、最後、雪の中で舞い歌う小鳩がとにかく美しい。夜空と白い雪のコントラストに、小鳩の横顔が映えました。もう無条件で見とれてしまいます。妙なフィルターが入っていたのがやや気になりましたが、あれは演出? それともポケモンフィルターに類する表現上の規制ですかね。規制だとすると残念なことです。


さて話を戻しまして。清和の母親はクリスマスの日にいなくなってしまったと。ひどい親です。いやな思い出にもかかわらず、サンタを勤める清和は確かに偉いかも。なお、このサンタのシーン、「いくらなんでもそんなんじゃバレるだろ」という思いと、「いや、保育園児なら何とかなるかもしれない」という思いが交差してしまいましたよ。自分がその年のころどうだったかなんて、あんまり覚えてないものですね。


小鳩も、彼女のことだから園児と同レベルでサンタを信じてるんじゃないかと、心配(?)してしまいましたが、さすがにそんなことは無かったようで。「この人はサンタさんです」は好フォローでした。


清和と仲直りして綺麗に終わりましたが、このままだと堂元君がちょっと不憫ですかねえ。それに、いおりょぎも言うようにコンペイトウ集めにも全然身が入っていません。当初はやる気十分だったのに、もはやすっかり保育園が本業になっている小鳩の変心が、リアルと言えばリアルなのかもです。