おおかみかくし 第4話「予感」

順調に面白い……って、前回も書きましたか。しかし率直な感想です。ひぐらしうみねこと違い、じっくりとストーリーをすすめているので、じわじわと引き込まれている感覚ですね。


今回はいくつかのことが明らかになってきました。まずは、嫦娥町の住民が自分達の症状について割と認識しているようであること。一誠が積極的に薬をもらいにいっていたり、看護婦が備蓄切れを謝っていることからも、それがうかがえます。何より、五十鈴が兄の様子を心配し、母親に聞くところが状況を示してますね。「心配要らないわよ、お兄ちゃんもあなたもうちの子なんだから」という母親のセリフは意味深に聞こえます。


また、夜な夜な行われているのがまぎれも無い殺人であるらしいこと。これはいよいよ、あの鎌少女を擁護しにくくなってきましたねえ。殺された女性は、恋人とキスをしたことで衝動が目覚めてしまったのでしょうか? やっかいな話です。


ところで、AICのTVアニメを観るのは久々だという印象があり、同社のサイトで調べてみたところ、なんと98年の「バブルガムクライシス TOKYO 2040」以来ということが判明してしまいました。これはびっくり。近年でもそらおととかGAとか話題作はあるのに、それらをすべてスルーして10年以上経っていたとは。別に意図して避けていたわけではないので、変な感じです。天地無用やプリティサミーは好きだったんですけどね。