電脳コイル 第10話「カンナの日記」 第11話「沈没!大黒市」

今回から一挙2話放映となりました。結構密度の濃い作品なので、続けて見ると疲れるかなという危惧もありましたが、むしろ集中して引き込まれますね。昔、東映kanonがフジテレビで連続でやってたのを思い出しましたが、今回はCMも無いので、終わったと思ったらもうOP。変な感じです。


まず第10話。サッチーを撃退し、不適な自信を見せるイサコ様から。もはや「本当に小学生か」を通り越し、「本当に人間ですか?」というレベルになってきてます。邪魔なダイチとデンパを追い出し、いよいよ君臨。しかし、そんな彼女が叔父のお見舞いでは、初めて自然な笑顔を見せました。このインパクトにはころりとやられそうでしたよ。考えてみれば、彼女の家族関係は謎です。あの叔母と同居しているのでしょうか? どうやら彼女の願いは兄との再開らしいですが、どんな手段を使うのやら。


一方、ヤサコの方は思った以上にハラケンを意識しはじめている感じ。朴訥とはしてますが、好少年ですからね、ハラケン。とはいえ、ヤサコの思い出の人「4423」は多分ハラケンではないのでしょう。素直に考えると「イサコの兄=4423」ってことになりますかねえ。ふむ。


そして第11話。こちらは単純に馬鹿馬鹿しく楽しかったです。フミエとダイチの意地の張り合いもさることながら、イリーガルによって町全体が飲み込まれていくというスペクタクル。メガネをしてない人には無関係というのも面白い。


……にしても、このメガネとか電脳空間って、どこの資本で経営されてるんでしょうか。一種の巨大なオンラインゲームみたいなものですよねえ。市役所がバグ退治をしているようでは、公営なのでしょうか? その割に、子どもの遊び以外に使われてない感がありますが……。