こばと。 第14話「…黄昏の探しもの。」

「藤本さんは、本当は良い人です。」のために1クールかけたと考えるとなかなか贅沢な味わい。


今回のエピソードについては、家出少年の部分よりも、小鳩と清和が二人で芋を配り、住人が小鳩の笑顔でほだされていたのが印象的でした。清和は自分一人のほうが早く終わると言ってましたが、さて、実際はどうだったでしょうか。


ところで、今後の清和の役回りはどうなるんでしょうね。


今のところ、小鳩にとって清和は「よもぎ保育園の同僚」以上にはなっていないわけで、互いに恋心はもちろん、友達意識すらあるか怪しい状態ですが、それでも清和は重要な登場人物なわけです。一つの予想として、終盤に向けて清和が小鳩の秘密(異界から来たとか、コンペイトウを集めているとか)を知り、協力するというのはありえるでしょう。


ただ、あんまりそんな雰囲気を感じ取れないのも確かで、このまま最後までつかず離れずでいくという可能性も捨てきれません。その場合、小鳩といおりょぎが「同志」としての友情を強くする方向に向かうかもしれませんね。


もっとも、26話で本当に話が終わってくれるか、というのがそもそも問題ではありますが……。ツバサ・クロニクルは2期52話やっても完結しませんでしたからねえ。中途半端にならないことを祈ってます。