うみねこのなく頃に 第25話「forced move」

いよいよ終幕近し。舞台はまたも98年に戻り、縁寿が魔法を真に理解するまでが描かれました。


六軒島で霞の襲撃を受ける縁寿。誰かと思ったら霧江の妹でしたか。つまり縁寿の叔母に当たるわけですね。姉を恨んでいたにしても、姪である縁寿にまで八つ当たりとはひどいことです。それも、殴る蹴るだけならまだしも本気で殺しにかかっていました。ここまでする理由は、右代宮の遺産がらみってことですかねえ。


真里亞の優しい魔法を徹底的に侮辱され、さらに命を落とす危機で縁寿が見せる魔法。以前とは違い、覚悟を決めて、彼女は霞たちを、そして「悪い魔女」を打ち倒すのでした。う〜ん、ここのところの解釈がまた難しい。縁寿が正当防衛とはいえ殺人者になってしまうというのはあまり楽しくないですし、それに絵羽の姿をとっていた「悪い魔女」の実体というのは一体? 分からないなあ。


ただそれでも、縁寿の方は一つ気持ちの整理がついたようでした。後日、ベルンカステルと話している縁寿は、「家族の取り戻し方」が分かったと話しています。これは多分、超常的な話ではなく、精神的なありようなのでしょう。これで98年の彼女の旅は終了なのかな? 川畑船長の倉庫で見つけたものが良く分からないので、まだ引っ張るのかもしれませんが……。