うみねこのなく頃に 第20話「Episode4-2 zugzwang」

86年の六軒島での話はほとんど進まず(前回の青字はどうなったんやら……)。代わりに98年の縁寿が多く描かれました。いちいちドアの前で点呼とは、おそろしく居たくない寮ですねえ。世間では、六軒島事件はオカルトマニアの好む題材になっているようで、別々の内容が書かれたメッセージがその謎を深めているという……。


ふむぅ、86年の六軒島に加え、ベアトリーチェらがいる上位世界があるだけでも厄介なのに、未来の世界まで持ってこられると、いよいよ何が何やら。良くこれで破綻せずにお話が突き進んでいるものです。いや、もしかしたら破綻しているのかもしれませんが、それを感じさせない勢いと言いますか。


2本のガラス瓶に入った別々のメッセージ、しかも筆跡は「ベアトリーチェ」のもの、というのは意味深ですね。これまで、魔法世界は現実世界の象徴的表現と考えていましたが、どうもそれだけでは説明しきれないのかもしれません。かといって、説明できる理屈も思いつきません。どうなりますやら。


ところで、今エピソードは縁寿とともに、いよいよ真里亞に焦点が当たりそうですね。初登場時には結構注目されましたが、その後はなんだかんだで困った子扱いレベルになってました。しかし、それもここで真打登場とするために控えめにしていたのか。彼女の魔女っぷりに注目です。