こばと。 第2話「…コンペイトウの輝き」

小鳩よりも、いおりょぎのツッコミに癒されます。小鳩の行動があまりに抜けているものですから、もう、彼のツッコミなくしては見ていられないってものですよ。もっとも、ツッコミ役に関しては清和という今後の有望株もいますが。


「癒させてください」


というフレーズは、変に押しつけがましくて気持ちが悪いですが、やはりそれを町の人々も感じ取ったのか、小鳩は敬遠されてしまいます。今回途中までの小鳩は、完全に困った人状態。でも、それは良くも悪くも純真で懸命な小鳩の心をよく示してもいました。だからこそ、俊彦君の母親に対する


「すごいですねっ!」


の言葉には力があったかと。彼女だったらああ、こういうだろうなと感じさせましたし、その言葉に一片の嘘もないことを納得させられましたから。下心ではなく小鳩のやりたいようにやる。これから第一歩というところですね。


次回以降もまた保育園のお手伝いにいくことになりそうな小鳩ですが、身元不明の彼女を入れるのはどうかという清和の指摘はもっとも。だいたい、小鳩も名前までは応えましたけど、住所には触れませんでしたからねえ。さすがの彼女も「公園で野宿」ではまずいと思ったのか。予告を見る限り、次回でアパートに入れるようなので、それまで我慢ですかね。