大正野球娘。 第12話「土と埃にまみれます」

早いもので、今作も最終回となりました。試合はもうちょっと派手に見せても良いかなと思いましたが、本格スポ根ものというわけでもないので、これで良いんですかね。むしろ試合をやっていたグランドが女学院の方であることに驚きました(合唱部が校舎から除いていたってことはそうですよね)。普通に考えれば朝香中のグランドの方が設備が整っていると思うんですが、不思議です。


乱戦の末に敗れてしまった小梅たちでしたが、晶子が魔球を2種類駆使して抑えたり、巴の念願のホームランがあったりと、良い試合でした。結果的に晶子と岩崎も仲直りできたっぽいですし。


試合が終わると、後日談はあっさり目。終わってみると、「結局なんだったんやら」的なお話ではあるんですが、彼女たちにとっては貴重な青春の一コマとなったことでしょう。エピローグで現代につなげる(2009年時点の年を取った小梅が出て来るような)のだけは勘弁してほしいと思っていたんで、あっさり目は歓迎です。


すごく面白いというわけでもなく、強いテーマがあるという作りでもなかったですが、「大正野球娘。」というタイトルを、まさに忠実に描いたという感じの作品でした。