大正野球娘。 第8話「麻布の星」

今日も今日とて小学生相手に練習試合。晶子の「魔球」がちゃんと変化したのは、彼女が実戦に強い証なのか。でも振り逃げで負けと。初勝利が遠くて、彼女たちが嫌になってしまわないかと心配になってしまいます。


そんな折に、降って湧いたような映画出演の話が。美人で淑やかで知性あふれると強気に自己推薦の晶子が楽しい。でも選ばれたのは小梅。いくら昔でも、飛び入りのスカウトが素人女学生に演技させるとかありえないだろう……な〜んて考えてしまった時点で僕もお話の術中にはまっておりました。


事実が判明した時からは、見ているほうも恥ずかしさ満点。仲間とご町内のみんなの声援を受けてしまって、これはもう、「商店街を歩けない」と嘆く小梅の気持ちが切実に伝わってきました。張り付いた笑顔で川に落ちたシーンは笑った。


結局今回小梅の苦労に得したのは乃枝だけだった、って気もしますが。まあ、小梅と三郎の距離も少し縮まったようなので、めでたしですかね。ただ、これ1クール作品だと思うんですが、それにしてはのんびりしてるような? そろそろ朝香中との試合が始まるんでしょうか?