咲-saki- 第3話「対立」

「21世紀、世界の麻雀競技人口は数億人を超え、高校でも大規模な全国大会が毎年開催され、そこでは、高校生麻雀部員達が覇を競っていた(一部略)」。


のっけからこの煽りがすごいです。正直、燃えるべきか白けるべきか迷ってしまう微妙なレベルですが、まあインパクトはありますね。ネットで感想を見ると、テニスの王子様になぞらえる方が結構いるようですが、僕はテニプリは未見につき分からず。むしろ、コロコロコミックに載っているような少年漫画のノリを思い出しました。いちいち大仰にするのが(注:悪く言っているわけではないですよ、念のため)。


さて、そんな今作ですが、今回はドラマの中心線となるであろう全国大会への参加、さらに咲の個人的目標としての姉の存在が明かされました。なるほど、母親かと思っていたら姉でしたか。麻雀で、遠くに行ってしまった姉に追いつき、そして語る。この辺も少年漫画的ノリではあります。


一方、キャラとしては今のところ咲よりもよほど興味深いのが和ですね。麻雀にプライド持っているだけに、手加減をされたらそれは不愉快でしょう。怒るのは当然ですが、どうもその割にこの子、咲に甘かったりもしますね。咲の笑顔で頬が完全に赤くなって。……まあ、好みのタイプなんでしょうね。うん。


それにしても、顔見せしてきた全国のライバル達の女の子率が高すぎ。女子大会でもあるまいに、と思ってしまいますよ。