東のエデン 第2話「憂鬱な月曜日」

日本にミサイル攻撃ですか。「迂闊な日曜日」というのがいかにも攻殻を思い起こさせるネーミングであって、多分、実際の日本だったら同じことが起きてもこんな呼び方にはならないでしょうね。


短い時間ながらも親交を深めていく咲と朗。朗に誘いをはぐらかされたと思い、鏡を見ながら「笑顔が足りなかったかな」とぼやく咲の姿が妙に新鮮なのは、美少女アニメだとあんまりこういうシーンが無いためでしょうか。


分かれがたく船に飛び乗った咲と、朗の話。僕もニューヨークの観光旅行に行った時はタイムズスクエアでライオンキングを観たもので、咲のビギナー的行動には共感でした。そして、グラウンドゼロと、フリーダムタワーについて。9.11とか、現実の事件がくっきり出て来ると、いよいよ神山監督らしいと感じてしまいます。今作だと、もうフリーダムタワー完成してるんですね。


資金と権力をほぼ自由に扱うことが出来るらしい「セレソン」。朗だけでなく、あの刑事、近藤も同様らしいですが、競争相手なのでしょうか? そして勝ち抜くための条件は「この国に貢献」すること? まだまだ不明点も多いですが、一見人が良さそうながら、容赦なく邪魔者を排除する近藤が恐ろしいです。