機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第24話「BEYOND」

精神感応的な力による相互理解と、それによる争いの回避というのは初代ガンダムニュータイプの系譜を汲む流れであって、正統派といえば正統派。しかし刹那の力はかなり広範囲に広がり、刹那を介さないでも対話が可能という高性能。しかも怪我が治ったりもします。いやもう、理屈のほどはさっぱりですが。


しかし、アンドレイにしろカタギリにしろ、口では「恒久平和」と言っておきながらその実父親とか女性とかに囚われているだけなのが情けないことです。ルイスにしてもしかり。実際はそんなもんだ、といわれるかもしれませんが、もっと真面目に恒久平和を考えている人はいないのか、と言いたくなってしまいます。結局最後まで素直だったのがアリーというのが皮肉。


それにしても、死んだはずのリジェネの声がしたり、ティエリアヴェーダと一体化してみたり、だんだん技術が無茶苦茶になってきてる気がするんですが、イオリア計画の全貌もさることながら、そもそも「イオリアって何者なの?」というところをはっきりさせていただきたいです。200年前の人物であの未来予測とかオーバーテクノロジーとか、おかしいですって。次回あたり、ある程度分かると良いんですけどねえ。


ともあれ今回は、ルイスが助かって良かった、ということに尽きますか。まだ油断はできませんが。