機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第22話「未来のために」

ヴェーダを奪還すべく攻勢に出るソレスタルビーイングアロウズの粒子散布作戦の前に苦境に陥るものの、カタロンの援護と、さらにマネキン率いる連邦軍の「反乱」によって持ち直し、勝利するのだった。つづく。


ってことで、今回は粒子ビームを使えない中での実弾戦闘という状況が新鮮で面白かったですね。ミサイルで何とか対抗するも、ガンダムの主力がビーム兵器であることを見抜いて仕掛けてきたアロウズはなかなかのものでした。あの金髪将軍、非道ですが、さすがに要職につくだけあって結構有能だったのかもしれず。まあ、過去形になりましたが。


駆けつけるカタロン。カタロンがこれほど役に立ったのは初めてといって良いでしょう。今まで何のためにいるのか良く分からない存在になっちゃってましたが。音楽もクライマックスぽく盛り上がり、見応えがありました。


ただまあ、細かいところではやはり疑問点というか、説明不足な点が多いようにも感じられるところで。「そもそもいまさらヴェーダを取り返して何か良いことあるの?」とか、「マネキンの行動までの流れがカットされすぎでさっぱり」とか「せっかく感動的にマリーに戻ったのに、ソーマに戻す必要あったんだろうか」とか。まあこの際、フェルト×刹那は唐突でもOKということにしますが、これだといよいよマリナ姫の立場が無いですねえ……。


リボンズを早撃ちで倒したリジェネですが、まあリボンズがこれしきでどうにかなるとは思えませんので、リジェネが来週返り討ちにあって終わりなんでしょう。リジェネの裏切りにしても動機不十分という感じで、なんだか煮え切らないところであります。


あと、グラハムはこれで終わっちゃうんですかね。OP見ても最後に戦うのは彼かと思っていたんですが。そうするとやっぱり宿敵はアリーのほうかなあ。