CLANNAD AFTER STORY 第20話「汐風の戯れ」

最後の引きと次回予告はあえて無視して言います。


今回は幸せでした。


暖かい親子の時間。朋也は時に渚のことを思い出して涙ぐんでしまいますが、それも柔らかな愛情に満ちています。汐のテーマを歌にした挿入歌をバックに、一人散歩する汐の前に現れる光景は、子供の目線から見た世界の不思議と美しさを見事に描き上げていたように思えました。あの歌は持っていないんだなあ。どうやらソララドアペンドに収録みたいですね。


ヒロイン二人。杏は髪型も声も年齢相応に落ち着いた感じで(それでも髪は長いですが、そこはアニメですので)、良い感じに時の流れを感じさせました。どこか美佐枝さんを思い出しましたね。そういえば美佐枝さんはどうしていることやら。


そしてなんと言っても今回は風子。まさにサブタイトルどおり、二人の戯れを見ているだけで微笑ましくておかしくて。彼女がいるだけで、雰囲気が一気に明るくなりますね。どれと言わず、ほとんどすべてのセリフが風子らしさに満ちていました。汐と二人で散歩するなど、原作では描かれない一コマもニクイ。


特に風子ファンというわけではないのですが、このインパクト。考えてみれば風子はアニメになって、声と動きがついたことで(PC版は声なかったもので)、もっともパワーアップしたキャラかもしれません。あのちょこまかした動きはアニメにベストマッチですね。