空を見上げる少女の瞳に映る世界 第7話「許すこと」

いきなり危機一髪のところを、ユメミは自身の不思議パワーで脱出。時空の壁を越えるだけかと思いきや、単体でもなんだか強いです。ユメミ。どうも、何で彼女がそんなにすごいのか分からないんですが。特殊な家系というわけでもなさそうですし。


魔導国について、薄布で行動しにくそうな服に着替えたユメミ。あれはOPのあとに出ていた画像の服ですね。そこでムントから天上国の歴史について知らされます。過去にさんざん星々を荒らし回った人々が作ったのが天上の世界。そしてその子孫がムント達であると。結構重い由来なのですな。過去に人間達が反抗したときの絵が出ていましたが、どうもそれだけでお話になりそうな設定を抱えていそうではあります。ただ、ここの場面でも言えることですけど、どうも今作全体、設定ばかりが先行して、ストーリーが追いついていない感がありますのですよ。「天上人は食べない」とかいう設定はちょっと面白かったですけどね。トーチェがユメミのことをしげしげと眺めていたのも、ユメミが可愛いから、と言うのも少しはあるかもしれませんが、食べる姿が珍しかったからでしょうね。しかし必然的にトイレもないとは。それは困った……。


イチコやスズメが出てこなかったのは初めてですかねえ。彼女たちの役割はこれからどう残されているのでしょうか?