機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第12話「宇宙で待ってる」

機動戦士ガンダム00です。


ああ、こういう展開で来ますか。沙慈はひたすらルイスのことを想っているのに、ルイスは沙慈をソレスタルビーイングの仲間と思い込み、ばっさりと思い出を切り捨てる。黒田さんは結構容赦のない展開を書いたりしますからね。どうも二人の誤解が解ける時は来ないような予感が(来る時はどっちかが死んじゃいそうな)いやな予感がヒシヒシといたしますよ。


沙慈ですが、彼の言動は弱々しい泣き言に聞こえることもあると思うんですが、それは傍で見ているから気楽に言えることであって、本人の立場になってみたら、そりゃやってられないでしょう。彼はあくまで一般市民なんですから。「戦争なんてやりたい奴らが勝手にやっていろ」というのはあながち間違った主張ではないようにも思うのです。ルイスに会おうと出奔を決意するも、以前の悲劇を思い出して身動きが取れなくなってしまうあたり、やっぱり根は真面目な小心者で、可哀想です。


さて、戦闘方面。ツインドライブフル稼働のダブルオーガンダムが強い、強すぎる。赤く光り輝き、目の前から姿を消したあたりは、敵のパイロットと同じ気持ちになりましたよ。「なんなんだ」って感じです。刹那自身も把握できてないのに、良く操縦できたものですが、単純にカッコ良かったですね。


にしても、連邦軍アロウズも毎回ソレスタルビーイングに対して攻勢失敗しているように見えるんですが、そろそろ予算とか責任とか大丈夫なんでしょうか? 次回はタイトル的に言っても、いよいよ前半のヤマ場となる戦いが見られそうで、楽しみです。