機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第5話「故国燃ゆ」

沙慈君、戦闘を引き起こす存在に怒るのは、彼の境遇からするともっともなんですが、ソレスタルビーイング側で見てしまう視聴者からすると、やや鬱陶しく映ってしまいます。おまけに、セルゲイ大佐にほだされてカタロン基地の場所をしゃべったことで、さらなる悲劇を生み出してしまうことになってしまいました。悲痛な役回りです。

これねえ、悪いのはあくまでアロウズであって、沙慈君はそんな責任無いと思うんですけどね。一般人にとって正当性のあるのは連邦政府。おまけに疑いを晴らしてくれるということであれば、テロ組織の居場所を話すのは当然でしょう。ただ、結果が結果だけにやりきれない。ガンダム００はやっぱり結構非情です。

ロックオン２代目はやっぱりカタロンの構成員でした。そうなると、ソレスタルビーイングにスカウトされたのは全くの偶然で、スパイもかねて渡りに船とばかりに飛び乗ったというとこですか。今のところは目的が重なっていますから良いですが、方向性が違ってきた時にどうなるか、見所になりそうです。