マクロスF 第17話「グッバイ・シスター」

吉野弘幸さんの脚本に上手いこと転がされた第17話でした。サブタイトルからして別れの予感ひしひし。加えて序盤からこれでもかと言うほどオズマの死亡フラグを突き立てて、もうどうしようもないという雰囲気に。


それでも、ある程度ひねくれたアニメファンになると、「これだけ露骨だと逆に生き残ったりするんだろう」と思ったりするわけですが、キャシーと一緒にランカのファーストライブを見守るオズマを見て、「やっぱりか」と合点したところで、ヴァルキリー整備士の不吉な驚きとオズマの出血が来たのには、コロリと騙されてしまいましたよ。まさに二転三転の化かしあい。でも良かった。下手にキャラクターを殺してほしくないですからね。ランカのためにも良かった。



さて、物語の方は、そうこうしているうちにバジュラが進化して反応弾が聞かなくなってしまいました。耐性菌ですか。あの爆発が聞かないとは、もはや生物の進化の段階を超えているような気がしますが、そうなると「ランカの歌が必要」という話もそれなりの説得力はあります。少なくともブレラはそれを信じていそうですね。