コードギアス 反逆のルルーシュR2 第3話「囚われ の 学園」

前回、中華連邦総領事館に立てこもったところ、「一体その後どうやって脱出するんだ?」と疑問に思っていたのですが、ルルーシュが最初から中にはいなかったとは。身代わりはC.C.。前作でキョウトとの面会の時にも使った手ではありますが、このあたり、さすがに一筋縄ではいきません。もっとも、それでもカレン他多くの団員が取り残されていることは確か。果たしてどうやって脱出しますか。


学園に戻ったルルーシュは、記憶の無いままのふりをして情報を集めます。しかしこれは相当に大胆な行為ですね。ルルーシュ=ゼロが確定していないと読みきっての行動なんでしょうか。実際、ロロも半信半疑といった状態でしたし、どうやらブリタニア側もゼロの正体について、一枚岩では無いようです。肝心の皇帝が知っているのだから教えてあげれば良いのにと思いますけどね。


生徒会メンバーとのやりとりは貴重なほのぼの成分でした。会長やリヴァルはもちろん、今回はシャーリーの出番が多くて嬉しいところ。前作で一旦記憶とルルーシュへの恋心を失った彼女ですが、根本的な好みが変わったわけではないので、想いは復活したようです。良かった、というべきなのかは微妙なところですが、でもやっぱり良かったですかね。


ロロとの対峙。ロロがルルーシュ監視要員なのは分かったとしても、その正体や行動原理はまだまだ不明です。1話で「にいさ〜ん!」と叫ぶ時の表情や声は嘘とも思えませんでしたけどねえ。彼の能力は瞬間移動、かと思いきや「時を止める」とルルーシュは言っていましたが、厳密に言うと「対象者の認識を止める」ですかね。時間自体は止まってなさそうですし。ナイトメアごしでも効いていたところを見ると、対象範囲は結構強力そうです。あのロケットが鍵なのか? 最後は中華連邦の心変わり? 相変わらず次回への引きが強すぎですって。



最後にスザク。なんだかヨーロッパに派遣されてましたが、「武器を持たないものは撃たない」とスザクらしさが残っていたのはほっとしました。表情が厳しくなってもスザクはスザクだなあ。