CLANNAD 第21話「学園祭に向けて」

いきなりみんなで発声練習には驚きました。演劇部らしい光景ではありますが、そもそも渚以外のメンバーは名前だけのはずだったんですけどね。いつの間にやら音響や照明の仕事をこなすことになっており、関係ない発声練習まで杏が率先してやっているところが、みなのまとまりをうかがわせます。これも渚の人徳と杏の面倒見のよさですかね。


着々と準備が進む学園祭。合唱部の選曲もあって、部室で渚が演技の練習。セリフはありませんでしたが、それなりに様になっていたかも? 誰もいなかった部屋に、今はみんなが集まっているという朋也のモノローグにはぐっと来ましたよ。なお、リハーサルでの演技は省略でした。まあここで見せてもしょうがないですしね。そういえばらきすたはリハーサルを見せて本番を見せない逆方式でしたな。あの衣装を着た渚は天野美汐に見えてしまいます。


ラストは、大事な本番前夜に両親の過去を知ってしまった渚でした。ここで渚の考え方が後ろ向きに過ぎるという気もしないでもないのですが、彼女のどっちかいうと自罰的な性格はこれまで一貫して書かれてきたところなので、無理ないと言えましょう。次回はいよいよ最終回。聞くところによると番外編もあるそうですし、多分2期もあると思うのですが、それはそれとして、一つの区切りとなります。寂しくも待ち遠しいことです。