機動戦士ガンダム00 第16話「トリニティ」

前回に続いて、かなり面白く、見ごたえのある回でした。Aパートは新たにあらわれたガンダムスローネによってガンダムが救い出される展開。包囲する連合軍はもとより、助け出された刹那たちもまったく予想外だった新ガンダムの登場に驚きを見せる様子が、視聴者と同じ立場であって同調できましたす。そして圧倒的なGN粒子散布能力をも見せるガンダムスローネ。一体彼らは何者なのか。作画も美麗でした。


というところでBパートは総集編。こちらも良い出来でした。一般的に総集編というと時間稼ぎの退屈なものになりがちなのですが、複雑になってきた今作にはむしろ必須。これまでなんだか良く分からなかった「監視者」の実像も分かってきましたし、トリニティの面々が、プトレマイオス組の行動を批判するのも面白い。今までソレスタルビーイングガンダムマイスターの行動について、結構突っ込みどころもあるように感じられましたが、ちゃんと作り手もその辺を考慮して織り込んでいるもんだなあと、思わされました。でも、こう批判されると逆に擁護したくなっちゃうのが不思議です。


さてしかし、結局彼らは何者なのか。ソレスタルビーイングの組織はガンダムを7機保有できるほどに大きいのか。なぜ今まで沈黙していたのか。謎と興味は深まるばかりです。うんうん、だんだん加速してきましたかね。