「Kanon 2」

Kanon 2 [DVD]

第１巻は買ったんですが、続巻をそろえる気にまではなれず、そうこうしているうちにレンタルが開始されたのでそっちにしよう、ということで借りてきました。

まだまだ序盤の山の無い展開で、祐一がまるでスケジュールにでも沿っているかのようにヒロインと会っていくのは、やっぱりちょっと無理がありますかねえ。しょうがないのは分かるんですが。

ただ、出来自体はさすがとしか言いようが無く、Ｋａｎｏｎは良いなあ、と思わせてくれます。もう原作から１０年近く経つわけですが、何よりキャラ立ちという点でＫａｎｏｎは他のＫＥＹ作品に勝っていると思いますね。ヒロインの様子を見ているとそれだけで作品世界に浸れますよ。

あと今巻の見所としてはあゆと真琴の対面ですね。一応公式作品としては初、になるんでしょうか？　まあＳＳでさんざん見てきたので違和感は薄いですが、逆に違和感薄く作れるのが京アニのすごさ、という気もいたします。

ところで、「Kanon 2006 Official Dub Clip」なるものを見つけました。コメント欄では大いに不評ですが、これはこれで面白いです。うぐぅがFugyuuになっている気もしますが（笑）。単に声質の違いというよりは、声まで含めたアニメ的虚構に対する解釈の違いと言えそうな気も。こちらでもう販売しているみたいですね。