機動戦士ガンダム00 第13話「聖者の帰還」

アニメが始まりだすと、お正月も終わったなあという気分になってきます。しかしクラナドが２週連続で休みというのは残念な仕儀ですよ、ＴＢＳさん。

さてガンダムです。結局武力介入により、アザディスタンのクーデター騒動は前後２話で一端の区切りをつけられることになりました。思ったよりも短く済ませましたね。刹那の故郷（の近く）でマリナの国といっても「局地戦」感はあっただけに、物語的には間延びしなくて良かったです。

アクションはなかなか見ごたえがあり。刹那とグラハムの出会いも緊張感がありました。刹那も相変わらず大胆を通り越して無防備な行動ですが、顔を見せない分だけ考慮しているということですかね。でもエクシアのコクピットから出たときに、狙撃されそうなポジションで怖い怖い。

一応の介入は終了したとはいえ、一度火のついた内戦は収まらずに続く。シビアな話です。ソレスタルビーイングの力というのも「多少の効果」でしかありえず、「世界の紛争の根絶」には程遠いというのが現実なのでしょうか。おそらくスメラギが新たに考えた作戦というのが、それに対する答えになってくるのではないかと思いますが……。

それにしても、暗殺されかけたマリナ皇女はショックであったことでしょう。ＳＰによって阻止されたとはいえ、人から命を狙われた事実が、心に深い傷を残したことは想像に難くありません。あまり後を引かない事を願いますね。