機動戦士ガンダム00 第8話「無差別報復」

今回はちょ〜っと無理があったような。


神出鬼没が売りのはずの国際テロ組織があっさりと拠点判明してソレスタルビーイングにつぶされるというのは、いくら24世紀の諜報網といっても変な気がします。アルカイダなんかアメリカが総力を挙げても良く分からない状態になっているわけですし。


あと刹那とマリナ姫様の出会いについても、いくら同地域の出身といっても警戒地域で警察の尋問を受けている少年を無条件で助けるというのは無用心に過ぎるのでは? 現に相手はアザディスタン国の人間ではなかったわけですし。


おまけに刹那は絶対機密のはずの自分の正体をぺらぺらとしゃべっちゃいましたよ。姫様が冗談で済ましてくれたから良いようなものの、これが知られたらそれこそティエリアに射殺されかねませんよ。いくらなんでも秘匿意識が薄すぎてがっくりとしてしまいました。


こうした不満点はさておき、今回の注目点はやはり刹那とマリナの出会いでしょう。OPを見ても強いかかわりを持つことになりそうな二人ですが、その出会いが同郷(だとマリナが思った)ことだとは意外でした。しかも実際は刹那の国を滅ぼした敵国の皇女とは。こういうロミオとジュリエット的関係は物語が深まりそうで良いです。