ef - a tale of memories. 第6話「rain」

毎回きれいな作画。シャフトさんの実力大発揮ですね。今までシャフトさんの作品は演出に凝っているけど乱れがちというイメージだったのですが、その印象も一新という感じです。今のところ。


さて、またまたみやこにつっかかる景。気合いの入った告白シーンは電車の音すら通り抜けました。「私にそんなこと言われてもなあ」といつものごとく受け流すかに見えたみやこでしたが、どうやらその後の言葉が大きく響いた模様。


「お兄ちゃんの心から、あなたの存在を消してみせる」


……いくらなんでも会って間もない先輩に対してここまで言いますかね、ってところですが、それはともかく、ここに来て始めて見せたみやこのほころびでした。考えてみれば、1クールとするともう半分は過ぎたあたりなわけで、キャラの多さを考えると、今後も急展開となりそうです。でもこの作品の場合、そのテンポがピタリとはまっているようにも見えますね。むしろ下手に長くするよりも一気呵成の方が似合っていそうです。


一方千尋パートですが、再度「深入りするな」との言葉が出てきました。出会って間もないころはまだしも、何年経っても相手の自分に対する知識と感情が深まらないのでは、きっと嫌になることでしょう。蓮治にそこまでの覚悟があるとも思えないのですが、さりとて二人にはうまく言ってもらいたいのも心情。どういう結末を迎えるのか、気になります。