レ・ミゼラブル 少女コゼット 第45話「パリの下水道」

うん、今回も面白かった。パリの下水道の暗いシーンが続きましたが、警官隊に追われ、泥沼に足を取られ、マリウスの病状に焦り、音楽ともあいまって、緊迫感のある展開でした。地味ですけど音楽良いですよね、この作品。


そして間に挟まれたガヴローシュとコゼットとの真の再会。原作に詳しい方によると(自分も原作読んだはずなのですが、もはや未読と同レベルです)、ガヴローシュはあそこで死ぬところだったらしいのですが、オリジナル展開で生き残りだとか。エポニーヌやABCの友はバタバタ死んでいったのにちょっと不思議ですが、まあ、幼い頃からコゼットと仲が良かった人は特別ということでしょうか。コゼットがバリケード跡で、ジャンとマリウスの無事を信じ祈るシーン、そしてジャンが(いまいち理屈は不明ですが)力強く泥沼から立ち上がるシーンは感動でしたね。


鍵を前に絶体絶命と言うところでテナルディエが出てきたのにはいささか緊張感が失せてがっくりしてしまいましたが、勝手な憶測に何も弁解せずに鍵を開けさせるジャンはさすがの百戦錬磨。名町長も出来るはずです。まったくかっこよいなあ。


あとマリウス、今回は特に何もしませんでしたが、やっぱり彼も彼なりに頑張っていると思うのですよ。感想サイトとかで悪く言われているとちょっとかわいそうに思います。まあ、可愛いコゼットの相手役なのでなかなか認められない視聴者の親心なんでしょうけどね。