CLANNAD 第6話「姉と妹の創立者祭」

エンディングスタッフロールに出ていた仕上げの一ノ瀬益美さんは一ノ瀬ことみと名前が似ていると思いました。きっと本人も周囲の方もそう思われているに違いないです。


……なんてことはどうでもよいのでありますが、今回は本作にしてはいささか精彩を欠いたような印象がありました。作画もやや甘く感じられましたし、展開的にも思ったほどには進まず。サブタイトルからして、もっと早く伊吹姉妹の邂逅が訪れるのかと思いましたが、特に前半、コメディ部分に多く時間を割きすぎだったかなあと。普段は急ぎすぎの勢いの本作ですが、今回は逆にスピード不足を感じました。個人的には風子マスター系のネタはある程度省いても良いんじゃないかと思うんですけどね。ちょっとくどいですし。この辺は京アニの「原作尊重」の気持ちが悪い方向に出ちゃってるのかもしれません。


さて、前回の感想で、演劇部が創立者祭に間に合わないことから「一旦物語をリセットするのでは?」と書きましたが、今回を見るとどうやらアニメでは「創立者祭」とは別に学園祭が(秋に?)用意されている模様。う〜ん、そういう形で来ましたか。まあ、アレンジ的には悪く無いというか、それしかないとも言えますけど、ちょっとオリジナル色が強くなって、それはそれで寂しいのが原作ファンというものですよ。


まあ、なんだかんだ言っても相対的には非常にハイレベルキープなだけに、贅沢な望みではあります。三井さんがヒトデを受け取るあたりはやっぱりジ〜ンと来ますね。そしてラストの引きもやっぱり上手いです。