ひぐらしのなく頃に解 第15話「祭囃し編 其の弐「蠢き」」

意外なことに今回も部活メンバーの登場はなく、美代子あらため三四の話が続きます。PS2版ではこの辺の描写はなかったですからね。新鮮新鮮。しかしあんな山道に公衆電話、良くありましたな。あと細かいところですが、10円玉って昭和20年代から大して見た目が変わらないのですか。価値は今よりずっと大きいんじゃないかと思うんですけどね。どうなんでしょ。


孤児院に響き渡る悲鳴は、やはり三四以外の子ども達も捕まってしまったということでしょうか。まさか殺しはしない、と思いたいですが、そもそも子ども達をいたぶってなにが楽しいのか理解不能な世界ではあります。高野先生に救われた三四ですが、ちょっと先生来るの早すぎのような。


引き取られてからの三四は生来の才気と行動力を示すことに。さらに先生の研究を世間に知らしめようとの意気に燃え、とうとう東大を主席卒業。主席メンバーだけが集まる会にも誘われますが、こういう会って実際にあったりするんですかね? あったら面白いですが。いずれにせよ、才能、努力、結果とここまでは敬意を持てる生き方の彼女でした。


Cパート。時は皆殺し編のあとの現在でしょうか。現在と言っても昭和50年レベルですが。三四と羽入の邂逅はPS2版でかかれていなかったので面白いです。とはいえこれは現実なのかどうなのか。羽入を見て平然としている三四もすごいですし、血走った黒い目(矛盾表現かも)の羽入も怒りに燃えているとはいえなにやら別人のようです。この世界の三四はまだ恨まれる覚えもないはずなんですが。これからは毎回Cパートがあるのかな?