レ・ミゼラブル 少女コゼット 第29話「テナルディエの罠」

いよいよジャン・ヴァルジャンとテナルディエの対峙! 期待したコゼットとエポニーヌたちの再会は実質なかった(コゼットが気づいていたのは意外といえば意外でしたが)のは残念だったものの、緊迫感あふれる場面続きで面白かったです。レ・ミゼラブルってこんなにアニメ向きな話だったっけ、と思ってしまいましたが、原作に加えてアレンジも上手いということなのでしょう。さすがは世界名作劇場です。


心配するコゼットに対して「たとえテナルディエであっても助けなくては」と答えるジャン。これにはコゼットも驚いた様子でした。優しいコゼットも、テナルディエ家族にはいやな思いがあるでしょう。それをあっさり超えられたものであらためて父に対する尊敬を深めたかもしれませんね。まあ、結果的には次回予告の言うように彼女のいうことを聞いていたほうが良かったのかもしれませんが。


そういえばテナルディエがマリウスの父の恩人という設定を忘れてました。しかし同姓別人の可能性というのは無いんでしょうかね? Uのイニシャルでユルシュールしか思い浮かばないあたりも含めて、フランスの名前とマリウスの思考に謎を感じたりいたします。