時をかける少女

一年前の感動がよみがえる!


劇場の大画面で見たわけですし、テレビだとちょっとつまらないかななどと思っておりましたが、なんのその。名作はやっぱり名作でした。さわやかにして切なく、どこまでも青い空。物語の絶妙な進行とか作画演出の上手さとか真琴の声の良さとか、そういうことを書こうかとも思いましたが、なんだか途中でどうでも良くなってしまいました。全ての要素が合わさった生み出されたこの独特の雰囲気は、一見に如かずでありましょうし。素晴らしいです。


とはいえ、特筆したいのは音楽で、あらためて聞くとかなり良いですね。映画はなにしろ90分で終わってしまいますから音楽はなかなか耳に残りにくいですが、再確認できました。特に、歌はサビの部分をCMに入るときに何度も流してくれた(苦笑)こともあって、エンディング時にはすっかり思い入れ充分、感動増大でしたよ。


今回のテレビ放映で初めてご覧になった方も多いことと思います。フジテレビの英断に感謝。




追記:高瀬君の扱いの悪さはやはりちょっと気になってしまいます。さわやかな作品における苦味役ということなのでしょうか……。あと千昭の失踪時に悪い噂ばかりしている生徒もひどいなあ、と思うところ。