ロミオ×ジュリエット 第14話「重責〜この腕の中で〜」

ロミオが鉱山に送られ、舞台が変わったことで新鮮さがありました。鉱山におけるロミオの言葉と行動はまったくもって正しいと言えるのですが、今までやってきた管理人には、また労働者にとっても、「新人貴族のきまぐれ」としか映らないのもしょうがないところでありましょう。鉱山長のパオロが、頑迷な守旧派という役割を担っていましたが、一概に彼を悪役とは決め付けたくないと、思ったりもするのです。


きつい労働に疲労しながらも自ら働きつづけるロミオ。どうやらその決意は本物のよう。ペトルーキオの死に号泣し、今後鉱山を、さらにネオ・ヴェローナをどう変えようと奮闘してくれるでしょうか。ウィリーはジュリエットにのみ「奇跡を見せてくれるよう」期待していましたが、視聴者としてはロミオにも注目です。