魔法少女リリカルなのはStrikers 第11話「機動六課のある休日(後編)」

おお、新人達の変身シーンに二度目があった! そんなことに驚くリリカルなのはです。短くはなってましたけどね。しかしながらその反面で年長組の変身がすっ飛ばし。この扱いの差がなんとも言えません。はやての本格変身はまだ先ですか……。ただ、闇の書のテーマがあらためはやての活躍テーマになったようで、音楽的には楽しめました。


物語の方ですが、いまひとつ乗り切らない印象です。確かに事件は動いているのでしょうが、なのは達が強すぎることに加えて、どうも説明ゼリフとキャラクター数が多すぎるのが難点。肝心のバトルシーンにしてもいささか演出のキレが無いかなと。はやての攻撃はもっと盛り上げて欲しかったところです。まあそれでも、「11話はバトル回」の法則は一応守られた感じですかね。


最後に変な小さなキャラが出てきましたが、作品の空気を壊しそうなテンションはちょっと不安かも。サブタイトルに「後編」とある以上、いったん区切られるかと思ったのですが、こんな中途で引きというのもやや違和感でした。まだ当日終わってないのになあ……。


ああそうそう、クロノが出ましたね。変わりすぎだろうって感じですが、今後もうちょっとクロノらしい言葉とか表情を見たいものです。