ロミオ×ジュリエット 第6話「希望〜託された明日〜」

戒厳令下の圧迫された状況で、お医者さんも赤い旋風として炎の中に消えていってしまい、ロミオとジュリエットの2人もラブラブな場合ではなくなってきました。今回は議会でのモンタギュー独裁の描写が秀逸というもの。市長の発言はもっともな内容であり、それにたいしてモンタギューは「秩序が大事だ」とか言っていますが、何となく的のずれた答えというか、信念というよりも自己正当化にしか見えない感もあります。市長の発言を却下したのみならず議会から追い出し、なおかつ命まで狙おうとは弾圧以外の何物でもないでしょう。狙われる市長を颯爽と助けに入るジュリエット、いやオーディンたちの姿は実にかっこよいものでした。


それにしても、ロミオに自分が赤い旋風であったことを告げて宙に身をひるがえすジュリエットには驚きましたよ。あんな高さから飛び降りて平然としているなんて、ひょっとして彼女はキャピュレット家独自の遺伝子操作でも受けているのですか? そういえば素人剣術でも赤い旋風として活躍できてたわけですしねえ。意外とあなどりがたい身体能力です。