魔法少女リリカルなのはStrikers 第7話「ホテル・アグスタ」

前回の予告時から、そしてタイトルから想像(不安)していたよりもかなり面白かった回で、やっぱりなのはにはバトルと相手方ヒロインが必須であると確信するしだいでした。それにアバンのティアナのモノローグがせつないこと。これでぐっとひきつけられましたね。珍しいことに本当にリリカルではないですか。来週もティアナの悩みは続くようで見ものです。あとはやっぱり作画さえ、というところですかね。


新米に過ぎないティアナですら明確にわかるほど、たしかに六課の戦力は異常です。そしてこれを作中であらためて確認したということは、この巨大戦力が必要になる事態が最後に訪れるということでもあるのでしょう。「単なるご都合主義だけじゃありませんよ」という主張が隠れて聞こえてきそうです。今回、なのはやフェイトたちも会場内に待機しましたが、結局出番はありませんでした。普通「私たちが出るのは本当に非常事態だけだから」とかいうセリフがあると、きっちりと非常事態になったりするものなのですが、頼もしい騎士達がいるなのはワールドでは、そうは問屋がおろさないのです。相変わらずのヴォルケンリッターの活躍にくわえ、こうした「ちょっとしたお約束外し」に久々になのはの伝統を見たような気がして嬉しかったですね。まあシャマルがいきなり裸になって変身したのには驚きましたが(笑)。


さてルーテシアです。まるで1期のフェイトを見ているかのような静かで重い、でも優しげなしゃべり方。フェイトと違い博士の命令に無条件で従っているというわけでもないようですが、反抗しているというほどでもない。なかなか微妙な関係のようです。召還シーンはその素質を充分に表現してくれました。いずれキャロとの絡みが楽しみ。


最後にユーノ、出番があって良かった。もしかしたら今後無いかも知れませんが(苦笑)。なのはとは作中ではしゃべってませんでしたが、あの後に旧交を温めたということにしましょう。うん。