sola 第6話「イケニエノチ」

なかなかの急展開で、見ごたえのある回でした。1クールの作品は詰め込みすぎになってしまうことも多いですが、はまると中だるみすることないスピーディな展開が魅力になりますね。


冒頭からいきなり過去っぽい光景。茉莉はともかく依人や蒼乃がいるのは「?」でしたが、本編で驚くべき事実が一部明らかになりました。茉莉と蒼乃が知り合いなのは薄々と示されていたところでしたが、まさか蒼乃もただの人間ではなかったとは? 折り紙に血をかけて式のように扱う蒼乃。かつて茉莉によって夜禍にされた存在のようですが、そうなると依人と姉弟として過ごしている現在は一体どういうことなのか。一気に謎が深まってきました。それに、そもそも依人たちが引っ越してきて3ヶ月しかたっていないというのも驚きの設定でした。ずいぶん前から町に住んでいたような顔をしてましたが。


「もう勝手に出て行かない」と約束したはずなのに、夜の街に姿を消してしまった茉莉。いよいよドラマが大きく動き出し、楽しみになってきましたよ。電車の中で茉莉と蒼乃が話すシーンは特に力が入っていて美麗でありました。