DEATH NOTE 第29話「父親」

月は父親が亡くなった事を少しでも悲しんだのでしょうか。それとも単にメロを殺せなかった悔しさだけの慟哭なのでしょうか。後者だとしたらあまりにも悲しすぎ、冷たすぎますよね……。


立派な両親に育てられて、妹も素直に育っていて、月がああなっちゃったのはやっぱりノートに出会ってしまったからなのでしょう。”人を呪わば穴二つ” ノートによる殺人を繰り返しているうちに、少しづつ心を失ってしまったということ。それさえなければきっと、「ちょっとシニカルだが正義感の強い青年」となっていたことでしょうに……。


せめて少しは肉親としての悲しみもあったのだと、そう思いたいものです。