魔法少女リリカルなのはStrikers 第2話「機動六課」

一週間の間に1期と2期のOPを何度か見返して、「なにやら遠くに来てしまったなあ」と思うことしきりでした。最初のころはまだしも魔法少女ぽかったんですが、なぜか今のような流れに。まあそれが悪いというわけでもないんですけどね。杖の声の人たちもまさかここまで続くとは思っていなかったことでありましょう。


さて第2話。シリーズ恒例アバンモノローグがスバルだったことで、いよいよもって主人公は彼女なのではないかと思わされますが、本編はなのは、フェイト、はやて、リインフォースらが4年前の事故で活躍する話でした。回想シーンなのに、視聴者的には未来な感じがするというのはなかなか斬新だったかも。


後半は現代に戻ってヴォルケンリッターも出番がありました。ヴォルケンたちの姿が変わっていないのには妙な安心感を覚えてしまいましたよ。一応新キャラにも触れますと、エリオ&ルシエは人気の出そうな組み合わせであります。それにしても、マスコットキャラ的フリードの登場でますますユーノの存在価値が無くなってしまいますねえ。いよいよ登場が危ぶまれるところです。


ところで終盤、フェイトがなのはの体調を心配していたのはなんだったのでしょうか? 過労か何か?


「私が頑丈なの知ってるでしょ」
「知ってるけど……」


のやり取りは楽しかったですけど、なんだか重い展開が待っていそうでハラハラ。もっともこの作品の場合「本当になんでもなかった」というオチもありえなくは無いですからねえ。どうなることやら。



1話で新キャラを紹介しつつ、2話ではおなじみのキャラたちも見せると、オーソドックスにして安定感のある作りですね。まだ前作までのキャラと新キャラの焦点が合わない感もあるのですが、前期までとは一味違う、組織物としての魅力が出てきそうな気がしてきました。