カレイドスター 第26話「傷だらけの すごい 復活」

うんうん、良い最終回でした。実際は52話まであることは知っていますが、スペシャルセレクションの最後を飾るにふさわしい回。これだけ「幻の大技」を引っ張った以上、もしショボかったりしようものならがっくりだったでしょうが、そこは本作のすごいところ。無茶ながら説得力のある素晴らしい絵と展開で、視聴者をステージの観客のごとく引き込んでくれました。


おそらく、人気が出なかった場合は2クールでも切れるような構成になっていたんでしょうけど、この内容で人気が出ないなんて事はありえませんよね。「友情・努力・勝利」というと少年ジャンプのコピーになっちゃいますが、本当に少年漫画的王道に貫かれた高品質なお話で、スキのない作りでした(プラス、この作品で強いのは「家族愛」ですね。まったくもって4拍子そろってます)。


パートナーとしてそらと対等の立場になり、父親とも和解した時点で、レイラの役目は終わったと言えるのかもしれません。でも強い彼女のことですから、これで消え去ったりはしないんだろうなあ。本当に続きが見たいものです。またレンタル店を開拓するかなあ……。


ともあれ、そら達の前向きな元気が素晴らしい13話を、楽しませていただきました。