レ・ミゼラブル 少女コゼット 第6話「コゼットの誕生日」

うう、見るのが痛々しい。忍びない。6話にして次回予告のBGMまで暗いこの重苦しさ。今後ついていけることやら。いやついていきますけどね。


いつの間にやら子供がいることがばれてしまったファンティーヌです。前回ラストの描写を見る限り、「コゼット」という名前だけが知られたのかと思っていましたが、どうやら内容まで見られていたようで。そしてあっさり解雇に。マドレーヌ市長にもたまたま会えないという間の悪さは、まさにああ無情……。ほとんど作者のイジメのごときですよ。同じ下宿屋にすんでいるらしいマルグリットお婆さんが話し相手になってくれたのはまだ救いでした。もし彼女まで悪党だったら悲惨すぎでしたからねえ。


コゼットのほうも日々こき使われています。あの環境でよく素直でいられるものだと感心しますが、それはひとえに母親が自分のためにがんばってくれているという励みによるものでしょう。その思いが費えないことを祈りつつ見守るばかりです。