レ・ミゼラブル 少女コゼット 第4話「お母さんの手紙」

相変らず見るのに痛々しい話が続きます。今回はジャン・バルジャンの出番もほとんどありませんでしたし、ファンティーヌはいじめられこそしていないようでしたが、自ら孤立を招いてしまっている模様。コゼットの明るさと神父さんだけが救いという感じでした。テナルディエ夫婦は「身寄りのない子を引き取った良い人」という評判になってるようですが、コゼットが元気でいるという点だけは事実ですねえ。コゼットが心身ともに頑丈だからこそなんでしょうけど。大体、まともに食事を与えているシーンを見たことありませんよ(まあ、さすがに毎回食事抜きってことはないんでしょうが)。


ファンティーヌからの手紙に自分の名前があるのを見て喜ぶコゼット。切ないとともに、読み書きというものの偉大さをあらためて感じさせるシーンでした。


あといまさらですが、OPもEDも良い歌です。OPは前向きな力強さが、EDは寂しさと愛情が良く出ていて素晴らしい。……そうなるとこの作品唯一の問題は次回予告のような気がしてくるのですが、あれ、どうなんでしょう? 悪いとは言わずとも、いまいち狙いが分りません。