銀盤カレイドスコープ 第7話「氷上のウエイトレス」

原作の表現を生かしたウェイトレスナンバーはなかなかの出来だっただけに、終わりが「こうして私はショートプログラムを制した」だけであっさり過ぎ去ってしまったのがもったいなく感じられました。ここは万雷の拍手と緊張感の中での得点発表があってこそ、だと思うのですが。これはラストのオリンピック選出シーンについても言えるところで、いかにも唐突で溜めがありません。一大目標達成の場面なのですから、もうちょっとカタルシスが味わいたかったなあ。どうもそのへん、惜しく思えた回でした。