上野で北斎とガンダムを見てきました

こちらこちらです。どちらも休日ということでなかなか賑わって並んだりもしましたが、行っただけの甲斐はありました。
特に北斎はさすが。彼ほどの力になると素人にもすごいのが分かるのでありがたいです。有名な「冨嶽三十六景」の赤富士にも感動しましたが、他にも名作がたくさん。黄表紙や合巻の挿絵などを見ていると、そのままライトノベルに見えてしょうがなかったりしました。北斎は謎の多い人のようですが、20歳から90歳まで好きな絵を描き続け、人気もあったわけですから、結構幸せな人生だったのでしょう。
一方のガンダム。こちらはガンダムが素材とはいえ、アニメ的な分かりやすさ、痛快さからは距離を置き、適切な言い方かどうかは分かりませんが「アートっぽい」つくりでした。割と陰鬱で、「楽しい」という感じでは無いですね。富野さんのインタビューで「ちょっと敷居が高い」みたいなコメントがあったのが納得ではありました。とは言え、これだけの展示を実現してしまうのですから、日本におけるガンダムの存在感というのは今や「一人気アニメ」の枠では収まりきらないものなのだなと感じさせられましたね。


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