My Merry May with be日記

レゥA・Bエンド、リースエンドクリアー。



レゥAエンドはこの作品の流れからすると意外なくらいにストレートなハッピーエンドで、むしろびっくりでした。もっとも、恭平がレゥのことを想い続けなければその幸せも容易に壊れてしまうという含み付きですが。レゥBエンドは恭平があまりに情けないのでなんとも……。ただこういうのはプレイヤー視点で客観的に見るのと当事者として体感しているのは違うでしょうから、軽々しくは言えないんでしょうけどね。「かみさま、魂のない私が……あの人をすきになるのは……罪でしょうか?」というセリフは、レゥが言うにしてはかなり大人びていると思いましたが、なるほど、絵本からの引用なのですか。レゥも自分のあり方に色々悩むところがあったのかとしんみりでした。
一方のリースエンド、リースに依存していく恭平の姿が見ていて痛々しく、それでいてプレイヤーとしてもリースに惹かれてしまうという背反した気持ちを抱かせるシナリオでした。最後にダークな方向に進むかと思いきや、一見平和で幸せな日々が続いているあたり、いっそう不気味さを感じさせられます。

さて、これでMayの部分は終了なのでしょうか。心とか生命とかについてもっともっと重い話が繰り広げられるのかなと思っていただけに、少し拍子抜けな部分もありました(みさおA・Bエンドは良かったですけど)。レプリスの自意識というのはどうなっているのか、とか気になりましたね。それに、回収されていない伏線もあるみたいですし。その辺はMaybeに期待かな?