ツバサ・クロニクル 第12話「暖かなエガオ」

新しい世界に移動したものの、記憶の羽も無く一話限りで移動とは意外でした。ただそれでも、人間関係再確認の回という感じで、最後のフェイとサクラのやり取りが良かったです。

「不安かもしれないけど、楽しい旅になると良いよね」
「足手まといになってしまうけど、一生懸命やります」

旅の当初はボーっとしているだけだったサクラも、自分の状態と役割について自覚が出てきたようですね。彼女の笑顔が小狼を救う回想シーンがありましたが、王族というのは不自由無く育つぶん、(うまくいけば)優しい人間になって、それが他の人の励みになるシステムであるのかもしれません。……なんてのは考えすぎですか。