魔法少女リリカルなのはA’s 第5話「それは小さな願いなの! 前編」

アバンタイトルははやてでした。なのは、フェイトにはやての3人でまわすと言うことで良いのかな。おだやかな中にも、どこか彼女の諦観を感じ取ってしまったのはうがちすぎでしょうか。
さて本編。前回「話を聞かせるために戦う」という、いさぎよくも物騒な決意を固めた二人でしたが、いきなりヴィータに武器を持っている矛盾を突っ込まれてたりする、そんなシナリオのバランスが好きです。まあやる気満々なのはお互い様ですな。そして戦いへ。もう周囲の人も彼女達の性格は把握したのか「1対1」の申し出にあきれはしても口は挟みません(笑)。カートリッジロードのシーンといい、力の入ったバトル描写は今回も健在で、楽しませていただきました。新技がまた必要以上にかっこいい。ただ、アクセルシューターの作画はちょっと失敗してたように見えましたね。あれだけヴィータの近くをぶんぶん飛び回っていて、「制御できる訳が」なんて言っている場合では無いでしょう(苦笑)。
なかなか良いところが無いのを挽回しようとシャマルの背後に廻ったクロノ。しかしここで謎仮面が登場し、またも見せ場がなくなってしまいました。残念。しかしてこの仮面、「すわ、黒幕か!?」と思わせる外見ながら、意外にも声や動きが若々しくて、単純な悪役とも決め付けられない感じです。意外にもヴォルケンリッターとも初顔合わせのようですし、さすがにこの作品、一筋縄ではいかないなあ……。
最後に、語られる闇の書と騎士の有り様。「彼らは人間でも使い魔でも無い。擬似人格、ただのプログラムに過ぎないはずなんだ」。本当だとするとすごく重いですね。彼女達が初登場のころならば簡単に受け入れられたでしょうが、これまでの様々なシーンを見てきただけに……。すると彼女達ははやての「小さな願い」が生み出した存在に過ぎないのでしょうか? 一応敵役なはずなのですが、そんな悲しい話でないことを願ってしまいます。





余談:「エクセリオンモードは使わないでね」との注意がありましたが、
→パターン1:そうは言っても無理やり使う展開に
→パターン2:素直に補強を待って、最後にお披露目
さて、どっちでしょう?