またも鷹に勝てず

西武・菊池 鬼門のホークス戦で通算10敗目 辻監督は失投を指摘(東スポ)


東スポなのに記事が真面目だ……。と言うのはさておき、週に一度の楽しみ、菊池雄星の投球と勝利を楽しむ金曜日の夜が、無念の敗戦で終わってしまいました。今日こそはソフトバンク戦初勝利だと願っていたのですが、やはり相性というのは重苦しくのしかかるようです。これでまた来週金曜日まで雄星の勝利はおあずけか。ましてやソフトバンク戦での勝利ともなると、このままのローテで行ったとして……ええと、交流戦明けの6月23日か。あれ、意外と近かった(汗)。


それにしても、なぜにここまで勝てないのでしょうか。


説1・雄星の調子が落ちているときに当たっている
5月5日楽天戦のときのような調子ならば、いかにソフトバンク打線でも打てなかったはずです。ただ、辻監督の指摘にもあるように、ソフトバンク戦を意識して調子を落としてしまっている可能性もあります。


説2・ソフトバンクに雄星キラーがそろっている
前回2本塁打、今回もヒットを打った内川に、雄星と言わず西武キラーの松田。加えて、よりによってロッテからデスパイネが移籍したのは痛恨です。雄星にとってデスパイネはかねてよりの天敵。これだけキラーがそろっていれば、どうしても苦しくなります。


説3・味方が打たない
ま、今日も打線が3点取ればすむ話だったんですがね。クリーンアップが全滅です。おまけに下位打線も弱いし。とは言え、同点の場面から先に勝ち越されたのは雄星の責任です。エースなのだからそこはぴしっと抑えてくれませんと。


おそらく辻監督のことですから、これでソフトバンク戦を回避するということはしないと思います。誰もが言うことでしょうが、メジャーに行こうという選手が日本の一球団に勝てないというのでは話になりません。次という次こそはびしっと雄星らしいピッチングを願います。